昼食をとった後は、「スミヨシ(安芸津の赤じゃがいもを売っていて、それを使った100円のコロッケが美味しい)」、「JA芸南ふれあい市 安芸津店」、「藤三安浦ショッピングセンター」と立ち寄って、宿へと向かいました。
宿泊する宿、「国民宿舎 野呂高原ロッジ」は野呂山のほぼ山頂。走り屋が好みそうなワインディングロードを、フリードスパイクで上っていきます。
途中、何箇所かに展望台が設けられていて、そこから瀬戸内海の美しい景色を見る事ができました。
無数に浮かぶ大小の島々が、瀬戸内海ならではの景色。つい最近、長崎の五島列島を訪れたカミさんの両親も、この景色には感動していました。
下手くそな私が写真に撮ると、なかなかその良さが伝わりませんけどね。
美しい景色を見ていると、その場から動けなくなります。
さて、そのまま動かなかったら宿へと辿り着けないので、適当なところで切り上げて、再びワインディングロードへ。
「国民宿舎 野呂高原ロッジ」には予定通り、午後3時ちょうどくらいに到着しました。
チェックイン可能時刻は3時から。私達の場合、宿泊目的で宿に泊まる場合はなるべく、このチェックイン可能時刻を目指して到着するようにしています。
せっかくの宿泊。入浴を含め、滞在自体を楽しみたいですからね。
因みに、今回予約していたのは、私達夫婦用とカミさんの両親用の2部屋。それぞれ2名1室でお願いしていました。
2つの部屋は隣り合わせになっていて、海側の部屋。窓をのぞけば、そこからも瀬戸内海を望む事ができました。
さすがに、展望台ほどは良く見えませんけどね。部屋からの、この開けた視界はなかなかです。
期間限定とはいえ、これで1泊2食付きで3,980円とは素晴らしい!
「道の駅たけはら」で買った「竹鶴」を開け、早速部屋で寛ぐ私達なのでありました。
途中、カミさんの両親も部屋に招いてお茶タイム。6畳一間と決して広い部屋ではありませんが、それだけに落ち着けます。
その後、大浴場「野呂の湯」へ。温泉ではありませんが、足を伸ばしてお風呂に入れるのって良いですね。これも、ここに宿泊する楽しみの一つであったりします。
そして楽しみと言えばやっぱり、これでしょう。
そう、夕食です。
車旅を楽しむ人、車中泊愛好家にとっては「へ? 会席料理? 宿で上げ膳据え膳なんて退屈だよ」と言われる方も多いかと思いますが。
私はこの、宿での上げ膳据え膳も大好きなんですね。
キャンプなどで自分達があれこれ工夫したり用意したりするのとはまた、違った楽しみがあるからです。
もちろん、毎回上げ膳据え膳だとすぐに飽きてしまうでしょうけどね。年に何回かは、あっても良いのではないでしょうか。
今回は特に、カミさんの両親を招待して、この会席料理を楽しんでもらいたいという思いもありました。
結果、とても料理の内容を気に入ってもらえたみたいで、招待した私達としても大満足。
「この料金でこの料理は凄いよね」と、ビックリされていました。
決して豪華な会席料理ではありませんが、料理の品数と量が、私達にとって調度良いのです。
あと、どれをとっても美味しい。刺身なんかは意外と鮮度があってコリコリで、この時期のみ天ぷらから変更可能なカキフライは勿論、揚げたてです。
しっかりと、固形燃料を使った鍋料理があるのも嬉しいポイントですね。
この頃になると、かなりお腹の方は満たされてきます。
カミさんの母親は、「多すぎず少なすぎず。ちょっと多いかな?くらいが調度良いね」と言っていました。
私も同感。このバランスが、ここ「国民宿舎 野呂高原ロッジ」の夕食の魅力です。
因みにこの日、50週年記念という事で、瓶ビールや日本酒、焼酎のグラス等は半額になるとの事でしたが。(焼酎のボトルは対象外)
自分達が飲む量を計算した結果、ボトルの方が安かったので、いつものようにボトルと、ロックのセットでお願いしました。
焼酎のボトル(720ml)が1,540円って、宿泊施設としては激安ですよね。しかもこれ、ロックセットも無料で、梅干しまで付いてくるのです。
焼酎派の私達からしたら、嬉しい限り。
という事で、話は一気に翌朝へ。(もちろん、朝風呂も満喫しました)
これが、朝食です。
夕食同様、決して豪華とは言えませんけどね。必要にして十分と言える内容。和食好きには堪りません。
ご飯や味噌汁はおかわり自由。生卵もセルフでサービスです。
ここのご飯がとっても美味しいんです。あまりにも美味しいので、ついついおかわりしてしまう程。
最初はおかずで食べて、そして最後は卵かけご飯にして。夕食同様、大満足の朝食タイムとなりました。
この内容の一泊二食付きが3,980円とは、超お値打ち。また来年もあれば、是非予約して行ってみたいですね。
-野呂高原ロッジ泊で2つの町並み保存地区巡り- (2018/03/18)
“一泊二食付きが3,980円!その会席料理や朝食の内容は?” への1件の返信
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