「クレインハーバー長崎ビル駐車場」に車を駐めた私達は、約7分ほど歩いて「長崎新地中華街」へ。「中華街南門(朱雀)」側から観光を楽しむ事にしました。
訪れたこの日は1月4日。お正月という事もあり、シャッターが閉まっているお店も多かったですけどね。営業されているお店も何店舗かありました。
久しぶりに訪れる「長崎新地中華街」。「豚角煮まん」や「ひとくち中華まん」など、美味しそうなものに目を奪われます。
そんなウィンドウショッピングもそこそこに、早めの昼食を頂く事に。お客さんが増える前に、長崎の味を堪能する事にしました。
私達の足が止まったお店は、「江山楼」というところ。ちょっと高級そうだな?とはおもいましたが、直感でこちらに決めました。
まだ早い時間だったからか、待ち時間は無し。二階にある座敷の席に通されました。
二階は丸テーブルの相席となっており、私達はほぼ一番乗り。メニューの中から食べたいものを選びます。
少し高級な「上ちゃんぽん」が1,000円で、一番高級な「王さんの特上ちゃんぽん」が1,500円。(昔は「ちゃんぽん(800円)」もあったらしい)
通常なら安い方を選ぶ私ですが、この日は新年。久々に長崎を訪れたという事もあり、「せっかくなので」という事で「特上ちゃんぽん(1,500円)」をお願いする事にしました。
カミさんの方は、「王さんの特上皿うどん(1,500円)」をチョイス。皿うどんもちゃんぽんと同じ料金体系です。
「上」と「特上」の最も異なる点は、「フカヒレ」が乗るか否か。「フカヒレ」が乗るのは勿論、「特上」の方です。
「フカヒレ」なんて頂くのは生まれて初めて。これはかなり贅沢な気分になれますね。
残念ながらフカヒレの味は印象に残っていませんが、独特の弾力があったのは覚えています。これと濃いめのちゃんぽんスープがよく合うんです。
「江山楼」のスープはどちらかというと、長崎ちゃんぽんでは定番の豚骨ベースではなく、鶏ガラベースの白湯スープといった感じ。鶏と野菜のダシがトロっと凝縮されているのが印象的でした。
これは初めて味わう「ちゃんぽん」の味。旨い!
カミさんが選んだ「特上皿うどん」の方も、濃い味のとろみが最高に美味。
1,500円という、値段だけの事はあります。
「フカヒレ」以外にも具沢山で、長崎ならではの練り物を始め、シーフードと盛りだくさん。こんな豪華な皿うどん、初めて頂きました。
因みに、皿うどんは「細麺」と「太麺」を選ぶ事ができて、「細麺」の方をチョイス。「太麺」にすると、また違った印象を楽しめるかもしれませんね。
正月気分が手伝って、奮発して大正解。「長崎新地中華街」ならでは、美味しいちゃんぽんと皿うどんを頂く事ができました。
私達が食事を終えてお店を出る頃には、順番待ちの行列も。早めに訪れるという判断は良かったようです。
後から調べてみると、長崎ではかなり有名なお店みたい。私の嗅覚もまだまだ捨てたものではありませんね。
今はネットをたたけば情報が山のように溢れていますが、そんな事前情報は全く知らずにお店を選ぶというのも、良いものだなあと思いました。
-2019年最初の車旅は軽キャン!佐賀・長崎・山口へ- (2019/01/04)