テント泊と車中泊。こんな混合キャンプも面白いですね。まるでテントと車の2部屋がある感じ。タープ下というガーデンテラスまで付いています。
ある時はそのテラスで食事をして、そしてまたある時は車内でテレビでも観て。テント内で昼寝をする事だってできます。
まだ4月の下旬。昼間でもあまり暑くなく、そして寒くもなかったのでこういった過ごし方ができました。
この時期、キャンプのベストシーズンかもしれませんね。
燦々と照っていた太陽は徐々に西へと傾いてゆき。車中泊をするフリードスパイクはタープの影下へ。
スライドドアを抜けてゆく風が、心地よい空間を演出していました。
この車内で昼寝をしても極楽。スカイルーフ越しに見える青空も最高です。
さて、日が沈み初めた頃から夕食の準備を開始。この日の夕食は簡単に焼鳥でもしようと考えていました。
昼間、焼肉で使った「SOTO レギュレーターストーブ 対応 グリルプレート」をそのまま使用。焼鳥4本くらいをちょうど調理できます。
中までちゃんと火が通るように、弱火でじっくりゆっくりと調理。シングルバーナーなので風の影響を受けやすいですが、板厚のある鉄板は蓄熱性が高く、比較的楽に調理を行う事ができました。
簡単そうに見える焼鳥。でも実は、「美味しく焼く」というのは意外と難しかったりします。
そしてもう一品は、道中のスーパーでゲットした鰹のタタキ。
これは調理済みのものをそのまま頂きます。
作ったものは結局「焼鳥」だけでしたが、それでも良いのです。キャンプだからといってアウトドア料理を作らなければいけないという決まりはありません。
特に私達の場合は「呑む」事が優先なので、酒のアテがあればそれでOK(笑)
でも野外ではちょっと寒くなってきましたので、ディナー会場をテント内へと移しました。
テント内には10インチのAndroidタブレットを設置済みです。
テレビは観られるようにしていませんが、ダウンロードした「Amazon プライム・ビデオ」や購入したブルーレイのデジタルデータは見放題。
ディナー時のバックグランドビデオにはもってこいですね。
また、テントは小型ではありますが、前室付きのツールーム仕様。
前室の部分に荷物を置いたり、飲み物や調味料を置いたりする事ができます。たったこれだけで、テント内を広く使う事ができるようになりますね。
土間の部分でちょっとした煮炊きができるのもメリットでしょう。少し冷えたので、お湯割り用のお湯を沸かしたりしました。
大きくて立派なテントでやる優雅なキャンプも楽しいですが、何かと制約のかかる小さなテントでやるキャンプも楽しいですね。
「秘密基地感」でいえば、こちらの方が上でしょうか。久々のテントキャンプ。満喫する事ができました。
そして再び場所を移してフリードスパイクの車内へ。
ここで二次会です。
標準でビルトインテーブルがあったりと、何かと使い勝手の良いフリードスパイク。
フルフラットにしてベッドメイクをしたら、まるで部屋です。
これはこれで、テントにはないワクワク感がありますね。
この後カミさんはこの空間で、車中泊となりました。
そして私はテントに戻ってテント泊。
モバイルバッテリーで照らすLED電球の優しい灯りが、就寝前のひとときを演出してくれました。
そしていつしか、深い眠りへと入っていくのでした。
-フリードスパイクで行く!車中泊とテントキャンプ- (2019/04/20)