毎年楽しみにしている、国営備北丘陵公園の「ウインターイルミネーション」。今年も公園内にあるキャンプ場を予約し、キャンプとイルミネーションの2つを同時に楽しんできました。
昨年までは2連泊。大型テントを設営する重装備で行っていましたけどね。今年は日程の関係で1泊のみ。極力装備を軽くし、車に泊まる車中泊キャンプとしました。
車中泊キャンプとなれば、事前の準備はほぼゼロでOK。その時間の余裕を利用し、直接「国営備北丘陵公園」に向かうのではなく、ちょっと遠回りして「加計」の方まで足を伸ばしてみる事にしました。
この日ちょうど、加計では「五サー市」というイベントが開催される事になっていて。「五サー市」は昔から、個人的に大好きなイベント。年に1回開催され、一般公開される「吉水園」周辺の紅葉も見事なのです。
イベントを楽しみつつ、紅葉も楽しめるという。一つで二度美味しいのが、「五サー市」。
「五サー市」とは、暮れの旧25日に広島市を中心とした商人が集まり、大盛況を極めていたとされるイベント。それを現代風に再現して行われているのが、今の「五サー市」となっています。
意外と人気のイベントでして、駐車場(「太田川交流館かけはし」の隣)はすぐに満車に。私達はいつも、イベント開催の30分前を目処に訪れるようにしています。
この日はそれより少し遅かったけど、なんとか駐車OK。早速、「五サー市」のメイン会場となる加計商店街へと向かいました。
こちらの商店街。昔ながらといいますか、田舎の商店街でありますが、「五サー市」当日ともなれば、商店街全体が活気で満ちあふれます。
飲食店はもちろん、本屋さんや電気屋さん、食料品店も軒を連ねていて。コンパクトながら、全てのお店が揃っている印象です。
中でも、「鯛焼屋よしお」の鯛焼きは大人気!
エッ? こんな田舎で行列が出来るの? と言っては失礼にあたりますが、この鯛焼きを買う為に加計の商店街を訪れる人も少なくありません。
1個130円の鯛焼きは、出来たてでアツアツ。大きな羽根が付いているのが、最大の特徴となっています。
パリッとした羽根と、モッチリとした生地。甘すぎない餡とのバランスが最高なのであります。
そして「五サー市」ともなれば、商店街には多くの露店が並びます。
ここで「鮎の塩焼き」等を購入して食べるのも、イベントならではの楽しみ。子持ちの鮎は食べるのに少し苦労しましたが、塩加減良く、美味しく頂く事ができました。
このように、美味しいものを味わえるのが「五サー市」の魅力。ですが、それだけではありません。
前述した通リ、紅葉も見事なのであります。
上の写真は、散策途中にある「長尾神社」の大銀杏。黄色く色づいた姿は、その場で見ると圧巻です。
これを撮影したいが為に、コンデジとは別にデジイチも持ってきたくらい。でもやっぱり、撮影は難しいですね(^^;
で、さらに散策をしていますと、「吉水園」の前に到着。
この周辺の紅葉もまた、素晴らしいのです。
この日は天気が良かったので、赤色がさらに際立っていて。思わず、何枚もシャッターを切ってしまいました。(これが後になって響いてきます)
で、ここでの最大の楽しみと言えばやはり、期間限定で一般公開される「吉水園」でしょうか。
入場料は200円。
この園内の紅葉が素晴らしく、これを撮りたいが為にデジイチを持ってきたと言っても過言ではないくらい。
がしかし、ここにきてトラブル発生。
ナント! この為に持ってきていたデジイチでしたが、久々の使用だったからか、早々に電池切れをおこしたのでした。
一番撮りたかった、「吉水園」を目の前にして電池切れ(笑)
代わりに、コンデジで撮ったのですけどね。コンデジだとやっぱり、色合いが悪いですね(^^;
一番撮りたかったアングルだったけど・・・まあ仕方ないか。
何とか1枚だけはと、電池を手で温めるも復活せず。これ以降はコンデジでの撮影となりました。
因みにこれは、電池が無くなる前にデジイチで撮ったもの。
腕の悪い私でも、デジイチだと色鮮やかに写真を残せますね。
という事で、電池切れで一番撮りたかった写真は撮れなかったものの、美味しいものと紅葉の2つを楽しめた「五サー市」。
また来年も、チャンスがあれば訪れたいですね。
-車中泊キャンプで行く!備北イルミ2017- (2017/11/11)
“車中泊キャンプで行く!備北イルミ2017「五サー市」編” への1件の返信
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