軽キャンKONGのサブバッテリー(ディープサイクル)を新品に交換!

ハイエースベースのキャンピングカー「Walk2」を購入してから、車旅での出番がめっきり少なくなった軽キャンピングカーの「KONG」。

ですが、現在でも日常の足(主に通勤)として大活躍中で、車旅に出ない週末等は買い物の足としても重宝しています。


そんな、軽キャンピングカーのKONG。実は、冬場になると車旅やキャンプでの出番も少しだけ増えるのです。何故かというと、スタッドレスタイヤを装着しているから。(Walk2は非装着)

で、ちょっと前にこの軽キャンKONGで車旅に出た時の事。サブバッテリーが弱っている事に気づいたのです。満充電後にもかかわらず、冷蔵庫を稼働させると電圧計の表示は11.8Vに。

清掃して充電_190117

何も負荷をかけない時にはしっかりと12.6Vとかありましたから、これはまさしくサブバッテリーが弱っている証拠。バッテリーの内部抵抗が高くなっているので、電流を流すと電圧が低くなるという訳です。

幸いにも旅先では一日中冷蔵庫を稼働させ、一晩中FFヒーターを稼働させても何とか持ち堪えましたが、ギリギリの状態。これ以上は無理だろうと判断し、新品のバッテリーを取り寄せて交換する事にしました。

SMF27MS-730_190117

前回の交換が2014年の10月でしたので、約4年と半年での交換となります。サブバッテリーの寿命は2~5年と言われているので、まあ良く頑張ってくれた方でしょうか。

ネットから取り寄せたバッテリーは、これまで装着していたのと同じG&Yuの「SMF27MS-730」。105Ahの、ディープサイクルバッテリーです。

軽キャンのKONGには元々、80Ahのサブバッテリーが装着されておりましたが、前々回自分で交換した際に105Ahにグレードアップ。現在に至ります。

いくら軽キャンとはいえ、80Ahでは心許ないですからね。少しの差ですが、105Ahにする事でゆとりが生まれます。

軽キャンKONGのセカンドシート_180117

そのバッテリーを箱から取り出して、軽キャンに装着済みの古いバッテリーと交換。作業は、昼休みのちょっとした時間に行いました。

軽キャンKONGのサブバッテリーはセカンドシートの下、つまりベッドの下に収まっています。作業をするには、ここを開けてやる必要があります。

軽キャンKONGセカンドシート下のバッテリー_190117

シートは独自の機構で反転するようになっているので、(シートとベッドを兼ねている為)反転する途中でシートを固定。

折り畳んでいる脚を途中まで展開し、シートの仮支えとして土台に突っ張る事で、作業を手ぶらで行えるようにしました。

作業する為に脚で固定_190117

その状態にしたら、バッテリーの固定金具を緩めてターミナルから配線の取り外し。配線の取り外しは、マイナス→プラスの順に行います。

先にプラスを外すとショートの恐れがあるので、必ずマイナスから外すようにしましょう。

サブバッテリーを横から見る_190117

この時はもちろん、エンジンは停止で外部電源による充電も停止。充電中に行うと、大変な事になってしまいます。(当たり前ですが)

それにしてもホコリだらけで汚いですね(^^;

普段は開ける事の無い場所ですから、汚れ放題です。この後、掃除機をかけたのは言うまでもありません。

ビニール袋で仮に保護_190117

で、ターミナルから配線を外したら古いバッテリーは取り外し。ターミナルから外した数本の線は、念の為にビニール袋で包んでおきました。

この時、線がぶらぶらして邪魔になるので、ガムテープ等で固定をしておくと作業がしやすいですね。

そして交換するバッテリーがこちら。

新旧のディープサイクルバッテリー_190117

写真手前が新品で、奥にあるのが取り外した古いバッテリーです。

助手席のシートを倒してテーブル状にし、その上に置いています。軽キャンとして架装されているので、こういった作業は比較的やりやすいですね。

その後、新しいバッテリーを元の場所にインストール。かなり重たいので注意が必要(横に倒したりしたら駄目)ですが、無事に収める事ができました。

新品のバッテリーを軽キャンKONGへ_190117

あとは、プラス→マイナスの順番に配線を元通りにしたらOK。しっかりと締めてバッテリーも金具で固定し、作業を終了しました。

バッテリーを交換する際の順番は、マイナス→プラス→プラス→マイナスの順。これを覚えておくと良いですね。

この後、外部電源に接続して新品のサブバッテリーを充電しておきました。(DIYで、バッテリーチャージャー「BP-1210」を装着済み)

これでサブバッテリーは元気一杯。数年先まで頑張ってくれるでしょう。