温泉で一日の疲れを癒やしたら、再び「安田川アユおどる清流キャンプ場」へ。温泉とこちらのキャンプ場は、車で約12分の距離となっています。
キャンプ場は、今回の旅を計画した数ヶ月前に予約。利用したサイトは9区画ある「キャンプサイトA」の中の一つで、サイトへの車の乗り入れが可能。(オートキャンプ可能)一泊一台あたり、2,000円となっています。
これ以外に入場料等は必要ありませんから、リーズナブルですよね。メインの国道から少し山側に入った場所にありますが、わざわざ行く価値は十分あると思っています。
この料金で、ゴミを捨てられるのもこちらのキャンプ場を利用するメリット。燃えるゴミと燃えないゴミを分別し、捨てる事ができるうようになっています。
生ゴミは勿論のこと、旅先で購入した焼酎の空き瓶まで捨てる事ができましたからね。本当に助かりました。
車旅では何かとゴミが出ますが、こういったキャンプ場を利用する事によってそのゴミを処分する事が可能。何泊かに一泊は、キャンプ場を利用するようにすると良いですね。
さすがにこの料金だとAC電源は備わりませんが、ポータブル電源などを持参すれば照明等はノープロブレム。サブバッテリーの残量を気にすることなく、野外でも電気が使えます。
私が愛用しているポータブル電源は「PG-421SP」というもので、今から10年近く前に購入したもの。現在は製造されていない懐かしいモデルとなりますが、不思議とバッテリーはそのまま使えています。
おそらく、使った後のメンテナンスが良いからでしょう(笑)。 利用頻度がそれほど高くなく、充電回数が少ないのも長持ちしている要因かもしれませんね。
このバッテリーの使いみちとしてはもっぱら、ランタン代わりに使用しているLED電球の電源として。あまり負荷のかからない使い方をしているのも良いのでしょう。
さて、サイドオーニングを展開して電源やLED電球のセッティングを終えたら、車から「炉ばた大将」を取り出して夕食の準備を開始。
椅子やテーブルは出すのが面倒でしたので、キャンプサイトに常設されている木製のものを使わせて頂く事にしました。
そこそこの重さがあるものの、固定されていないのでサイト内の好きな位置で使用する事が可能。人によっては邪魔に感じるかもしれませんが、車中泊キャンパーにとっては有り難いです。
テントを張ったりしないので、スペース的には十分余裕がありますしね。次の日の出発を優先させたい車旅で、椅子やテーブルを片付けなくても良いのは大きなメリットと言えるでしょう。
その椅子とテーブルをフル活用させて頂き、「炉ばた大将」でバーベキューを開始。
食材は、ここに来る前に買った愛媛県産の「長太郎貝」や徳島県産の「かます開き」などです。
「炉ばた大将」はカセットガスで手軽に網焼きが楽しめるので、こういった海鮮を焼くのにとっても便利。
特に貝類は、網焼きが最適。炭火を熾すことなく網焼きできる「炉ばた大将」は、何だかんだ言ってやはり素晴らしいですね。
手間をかけたくない旅先の場合、特にそれを実感します。
炭火に比べると火力が弱い、風味が劣る、などの欠点はありますが、それらを差し引いても十分過ぎるほどの活躍をしてくれています。
この「炉ばた大将」で焼いたものは海鮮の他にも、「徳島牛」のバラカルビや「土佐はちきん地鶏」のもも切り身など。
四国を彩るご当地食材のオンパレードとなりました。
それを旅先の車中泊地、キャンプ場でできるという幸せ。キャンプ場で車中泊をするメリットは、こういったところにもありますね。
旅先のゴミ問題を解決できて、そして出来たての旨いものを思う存分に食べられる。まさに良い事づくし。
この良さを知ってしまうと、例えお金がかかっても「車旅の何泊かはキャンプ場で」と思うようになります。
こちらのキャンプ場は下が砂利になっており、テントキャンプだと少し硬く感じてしまうかもしれませんけど。車で寝る車中泊キャンプであれば、ノープロブレム。
むしろ土埃がたたないので、快適に過ごす事ができました。
車中泊キャンプで手軽にバーベキュー。最高ですね。
-GW後半はWalk2で四国・車中泊キャンプで巡る旅- (2018/05/04)