今回のキャンプは車中泊とテント泊のハイブリッドキャンプ。敢えてキャンピングカーは封印し、「自分たちの力だけでどこまで快適に過ごせるか?」にチャレンジしました。
まあ、チャレンジという表現は大袈裟ですけどね。工夫次第ではキャンピングカーにも負けないくらいに快適になるテント泊。原点はやはりそこです。
フリードスパイクによる車中泊もそうでしょう。キャンピングカーを購入するまでは、「どうやったら普通の車で快適に寝られるか?」という事を常に考えていました。
今回のキャンプは、その両方を試す事ができる良い機会。キャンプ場には早くチェックインしていますので、時間はたっぷりとあります。
フリードスパイクの横にワンタッチタープを建てて、その横に小型のテントをセッティング。テントの入り口を車のスライドドア側に向けるなど、動線はバッチリと確保しました。
こういったレイアウトを考えていくのも、テント泊の楽しいところですね。設営の手間がかかりますが、その設営自体を楽しむ事ができます。
これは、サイドオーニングを出したらハイ終わり!のキャンピングカー泊には無い魅力。
もちろん、そういった設営が面倒になったのでキャンピングカーにしたという経緯があるのですけど。
その面倒な設営を敢えてまたやりたいと思うのですから、キャンプって不思議です。
テント内にはクッション性のあるマットを敷いて、その上にはロゴスの「ピクニックサーモマット」をセッティング。
この、「部屋を作る」という感覚が楽しいですね。
テント内にはアウトドア用ではない小型の折り畳みテーブルを置いて快適化。このテーブルは冬季、コタツとしても使えるように手を加えてあります。
こういった事を考えるのも非常に面白いですね。
キャンプは、私の脳みそを活性化してくれる遊びでもあります。
小学生の頃から「基地遊び」が好きでしたから、その延長なのかもしれません。テントに入って座っていると、意味もなくワクワクしてきます(笑)
このワクワク感は、キャンピングカーで過ごす時とはちょっと違うかもしれません。
なお、車中泊をするフリードスパイクにもテントと同様、快適化を施していきました。
その代表的なものは、サブバッテリーの設置。自作のポータブル電源を運転席に置き、車内で電気を使えるようにしました。
ポータブル電源と呼ぶには重すぎる、80Ahのディープサイクルバッテリーを使用した電源。
でも、これだけの容量があればフリードスパイクで使うには十分過ぎるくらいでしょう。
ポータブルテレビを観るくらいなら、電源の残量を気にする事なく使えます。
アンテナは、フィルムタイプで高感度、ブースター内蔵のタイプを使えばOK。(ブースターの電源はUSB)
このアンテナはずっと以前から、軽キャンピングカーのKONGでも使っています。
あまりにも良かったので、予備として追加でもう一個買ったくらい。
それをこのように、車中泊キャンプの時に使っているという訳ですね。
いやあ、それにしても、「どうやったらフリードスパイクが快適になるか?」と考えるのも楽しいですね。
サブバッテリーとポータブルテレビを設置したら、ちょっとしたキャンピングカー仕様です。
もちろん、常設するわけにはいかないので、利便性ではどうしてもキャンピングカーには敵わないのですけど。
キャンピングカーではまずあり得ない、「スカイルーフ」というガラス窓が、天井一面に広がっているというのが一般車の魅力でしょう。
開放感抜群! この空間で車中泊をすると考えただけで、これまたワクワクしてきます。
カインズの「エアインマットレスポータブル」を敷いてクッション性を確保。その上にシングルの敷きパッドを被せているので、居住性も抜群。
キャンピングカーにも負けない寝心地を誇ります。
久々に、車中泊を初めた頃のあのワクワク感を思い出しました。
-フリードスパイクで行く!車中泊とテントキャンプ- (2019/04/20)
※「キャンピングカー購入記」に、「【納車報告続編】キャンピングカーWalk2 Type-Cの装備!」をアップしました。こちらも併せてご覧いただければと思います。