オートキャンプ場での車中泊キャンプ。キャンプ場なので車外活動も可能でしたが、この後天気が崩れる予報でしたので、敢えて軽キャンの車内だけで済ませる事にしました。
サイドオーニングを張り、延長タープを接続すれば野外活動も可能ですけど。雨天撤収って面倒。わざわざ面倒な方を選択する必要はありません。
車内なのでキャンプ気分とはいきませんが、居酒屋気分は楽しむ事ができます。そこがキャンピングカー(軽キャンだけど)のメリットと言えるでしょう。
雨に降られてもノープロブレム。ポップアップルーフは意外と雨には強く、殴りつけるような横雨でもなければ、雨水が車内に侵入してくる事はありません。
「ポップアップルーフは雨に弱い」と勘違いされている方もおられるようですけどね。軽キャンピングカーのKONGに限って言えば、そんな事はありません。
雨よりも怖いのはどちらかというと、台風クラスの突風でしょうか。これを受けると、「風に煽られて車が横転するのでは?」という恐怖を覚えます。
全高がどうしても高くなりますからね。サイドからの突風には弱いです。そんな時にはもちろん、サイドオーニングすら出す事はできません。
そうですね、過去に一度だけキャンプ場での車中泊キャンプで、就寝した後夜中に目が覚め、ポップアップルーフを畳んだ事があります。
それだけ突風が凄かったという事ですが、記事でも書いています通り、あの時は本当に参りました。。。
寒さ対策よりも雨対策よりも、実は風対策の方がキャンプでは一番厄介ですね。
さて、他のキャンパーへの配慮から、FFヒーターは動作させない車中泊キャンプとなりましたが、セラミックファンヒーターを常備していたので寒さ対策はバッチリ。
外は空気が冷たかったけど、車内はすぐに22度以上というポカポカ陽気に包まれました。
「なんだ22度か」と思われるかもしれませんが、冬場はこれくらいの温度の方が快適。あまり温度を上げすぎると、かえって暑くて過ごしにくくなってしまいます。
足先などが冷たいな?と思えば、電気毛布等を使えば良いだけ。
ピンポイントで温めれば良い訳ですね。
空間全体をガンガンに暖めるのに比べ、頭がボーッとしません。(ただし、後述する理由でシンク周りは28度まで上がりました)
そんな空間で楽しむ夕食は、道の駅やスーパーで購入した惣菜。
そのまま頂くと冷たいので、電気式の「卓上焼鳥器」で温め直しながら頂きました。
AC100Vが使える場合、これほど便利なものはありません。コンセントに繋ぎ、スイッチを入れるだけでOK。
暫くするとヒーターが温まるので、網の上に惣菜を乗せ、温められます。
消費電力は400Wと小さいですが、惣菜の温め直しに限って言えば侮れないパワー。油断すると、焦げ目がつく事もあるくらいです。
油を多く含む揚げ物等は、電子レンジで温めるよりもこういったトースタータイプの方が美味しく温められますね。(自宅でもそうしています)
電子レンジのように油が悪化したり、肉質が変化して硬くなる事はありません。ちょっとした暖房の補助にもなり、楽しい夕食タイムを演出する事ができました。
セラミックファンヒーターが600Wで、卓上焼鳥器が400W。2つ合わせても1,000Wですので、通常の電源付きキャンプ場であればどこででも楽しめそうですね。(ケーブルを含め、15Aまでというのが一般的)
-軽キャンで行く!道の駅と直売所巡りの旅【愛媛】- (2019/02/10)