冬の「野呂山キャンプ場」で車中泊キャンプ。焚き火や炭火焼きを楽しんだものの、日暮れと共に冷え込んできましたので、場所をキャンピングカーの車内へと移す事にしました。
テントを張らなくとも、暖が取れるキャンピングカー。その安心感は計り知れないものがありますね。
電源完備のキャンプ場であれば、車内はさながら小さなお部屋。コタツだって使えますし、テレビだってバッテリー残量を気にせずに観る事ができます。
「それをキャンプと言えるのか?」と言われればそれまでですけど。「冬キャンプ」のハードルを下げてくれているのは、紛れのない事実。
例え寒い時期であれ、思い立ったらすぐにキャンプに出かけられるのが、キャンピングカーのメリットでもあります。
テントキャンプであれば、冬のキャンプはかなりの準備が必要。ですが、キャンピングカーであれば、家庭用のちょっとした暖房器具があればOKです。
私達がいつも常備させているのは、600W程度で稼働させる事ができる小型のセラミックファンヒーター。
FFヒーターの使用が躊躇われるキャンプ場などでは、大活躍しています。
断熱が効いたキャンピングカーの車内であれば、これだけでもかなり頼りになりますね。
それプラス、さらに消費電力の小さなセラミックファンヒーターがあれば、鬼に金棒といったところか。
この日、コタツの上には250Wのセラミックファンヒーターを配置。車内の奥に座るカミさん用の、サブ暖房として使用しました。
これはイギリスの暖房器具メーカー「Dimplex」のもの。卓上で使えるほどコンパクトでかつ、低消費電力なのが嬉しいポイントとなっています。
サブ暖房として1つ持っておけば、車中泊キャンプでは何かと重宝しますね。
なお、これらの電化製品、2つのセラミックファンヒーターにコタツ、そしてテレビ等を消費電力MAXで使ったとしても、トータルで1,350W未満。
実際にはこれよりも低くなりますから、一般的な電源付きキャンプ場やRVパークなら大丈夫です。
さて、この日のメインディッシュは「モツ鍋」。国産の美味しそうなモツ(小腸)が安く入手できましたので、それを使う事にしました。
調理する場所は、炭火の火が残った野外。焚き火台の上にダッチオーブンを乗せ、煮込んでいきました。
寒さ対策の為、食事の場所はキャンピングカーの車内としたけれど。調理の場所は、やっぱり野外。
せっかく熾した炭火、これを活用しない手はありません。
焚き火台の横に座っていれば、暖かいですしね。
ならば、「その焚き火台の横で食べれば良いじゃん」とツッコミが入りそうですけど。コタツに座ってヌクヌクと食べるのも、オツなのです(笑)
という事で、出来上がったモツ鍋をキャンピングカーの車内へ。
カミさんと二人、テレビでも観ながら頂く事にしました。
この、アウトドアとインドアの良いとこ取りができるのも、キャンピングカーならでは。車中泊キャンプではホント、頼りになりますね。
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