今回の旅(電車旅)の目的は、倉敷での呑み歩き。「倉敷路地市庭」でちょい飲みを楽しんだ後、さらに昼呑みを楽しめる「あのお店」へと向かう事にしました。
「あのお店」とは?
「倉敷美観地区」の1画にあります、「蔵びあ亭」です。
前回の倉敷旅で見つけた、500円ランチの看板が目を引くお店。倉敷はもとより、岡山県内の地ビールや地酒を豊富に取り扱っています。
今回もここで少しひっかけようという魂胆。地焼酎のロックと「燻製盛り合わせ(540円)」をお願いしました。
観光地だからか、焼酎の25度は一杯600円~800円とお高いのですけどね。「燻製盛り合わせ」は540円と良心的でした。
ベーコン、漬物、玉子の燻製がセットになっていて、どれも美味。カミさんと二人でちょい飲みするのに、量的にも調度良い感じです。
燻製の風味にそそられ、お酒が進む進む(笑) さすがに昼間っから飲みすぎてはいけないので、1~2杯で止めておきましたけど。
昼からでも注文できるメニューは結構充実しており、安いアテだと100円から。
私達以外にも、昼呑みで来られている男女のお客さんの姿もありました。ある意味、倉敷の隠れ家的存在のお店なのかもしれません。
夜はこのまま居酒屋として営業されるのでしょうが、昼呑みにも最適。気持ちよく喉を潤す事ができました。
そしてホロ酔い気分の二人は、そのまま「倉敷美観地区」の白壁の町並みへ。
観光をしながら昼呑みできるのって、個人的には超贅沢な時間だったりします。これがもし車旅だったら、できないんですよねえ・・・
公共交通機関で行く旅のメリットを実感できたような気がします。
そしてさらにブラブラと散策を続けていると、竹輪の焼ける良い香りが。
お店を覗いていると中から店員さんが、「地ビールと竹輪のセットを店内でお召し上がり頂けます」と声をかけてきたので、興味を惹かれて店内に入ってみる事にしました。(「おかざきや」というお店)
ちょうど喉が乾いて足は疲れていましたからね。休憩するにはもってこい。
岡山地ビール「独歩」と店内で焼かれた竹輪がセットになった、「鯛ちくわ付きビールセット(800円)」を頂く事にしました。(ビール単品だと600円)
うん、街歩きで疲れてきたところでキンキンに冷えた地ビールって最高! まだ暑い季節だった事もあり、まさに極楽といった感じでした。
香ばしくてコリコリ食感の「鯛ちくわ」も美味。地ビールとの相性も抜群です。
疲れた足を休め、中庭を見ながらの一杯は格別。またまたここ倉敷で、素敵なお店を見つける事ができました。
気の向くままに歩き、そして美味しいお酒や食べ物に出合う。
旅の楽しみ方は色あると思いますが、こんな旅もまた、楽しいですね。
-鈍行列車で行く!倉敷1泊呑み歩き旅- (2017/09/02)